「プロンプトエンジニアリング」の”教科書”日本語版が登場!全ビジネスパーソン必読!!

プロンプト

本日、AI活用研究に取り組む海外コミュニティ「DAIR.AI」が作成した資料である「プロンプトエンジニアリングガイド」の日本語版が公開されました。この資料の中ではChatGPTをはじめとする大規模言語モデルを効果的に働かせるための指示(プロンプト)のテクニックがまとめられており、AIを活用していきたいビジネスパーソン必読書となっています。

https://www.promptingguide.ai/jp

今回は、この資料の中から比較的とっつきやすいものを1つ実際に試してみましょう。

例:Few-Shot Prompting

AIに具体的なプロンプトと想定回答のペアを何個か例として渡してあげることで、こちらの意図に沿った回答を得るテクニックです。chatGPTに入れて実際に見てみましょう。

このように、プロンプトと想定回答の例を何個か挙げることで、AIが例に沿って回答をしてくれます。
今回はものすごい単純なれいですが、それでもAIがしっかりとフォーマットを理解して回答してくれているのがポイントです。

ただし、毎回うまくいくわけではないようです。ChatGPT若者言葉は苦手か?(ちなみにモデルはGPT3.5)

分類タスクであることを教えてあげたらうまくいきました。

ちなみに同じプロンプトで指示を出しても、”New chat”から新しくチャットボックスを立ち上げるごとに出力結果が異なりました。これは一概にchatGPTの裏のパラメータにより、選ばれる単語が多様になっていることに起因するものだと思われます。

なんにせよ、AIをしっかり使いこなすにはプロンプトをしっかりと書いてやることとあわせて、現状では多少の慣れと忍耐が必要かもしれません。

まとめ

プロンプトエンジニアリングガイド」には、このほかにも様々なプロンプト作成のテクニックのみならず、プロンプトに関する基礎知識やモデル説明などもありますので、ぜひ一度目を通してみてください。

ちなみにこの資料自体かなりボリュームがあるのですが、翻訳したGiveryの新田さんのツイートをみるとGPT-4をフル活用して1日かからなかったそうです。ツイートにもありますが、プロンプトエンジニアリングを習得できれば、生産性爆上がりしそうですね。

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